もう一度強調しておきますが、もし ARP 要求に対して複数の応答を 受け取った場合、BSD システムでは相当ひどいことになります。
これは、上で述べた問題のちょっとしたバリエーションです。ネットワーク 上にすでに存在するIP アドレスに対する プロクシ ARP を実行すると、 2つの応答が生成されることになります。 つまり、サーバーがリモートシステムとの接続にプロクシ ARP を 適用する場合に、現在ネットワークで使用中の IP アドレスを リモート接続に流用したりしてはいけない、ということです。
(校正者注:本来の IP アドレスのマシンへのコネクションをサーバが横取り して proxy ARP に使ってしまう、つまり本来のコネクションが成立しなく なる、ということではないかと思います。)