ニュースリーダはメールを送るために /bin/mail を呼ぼうとしますが、多分 それが良くないのでしょう。SLS 版の /bin/mail を mailx-5.3b.tar.z のも のに置き換えて、( elm のように) mail グループでモードが 2755 として 作成して下さい。mailx-5.3b.tar.z は、 sunsite.unc.edu の pub/Linux/system/Mail ディレクトリに置かれています。
それ以外では、ローカルシステムで議長がいるニュースグループを議長がいな いかのように設定し、どこかの上流サイトが記事を黙って削除した(いくつか のシステムソフトウェアであって、人ではない)場合も考えられます。2〜3 週間毎に news.admin に投稿される checkgroups 記事が到着した時に、 checkgroups を実行して確認して下さい。
あなたがインストールした配布版の /etc/passwd と /etc/group ファイルに news ユーザとグループが存在するかと、パーミッションをチェックして下さ い。これらはまだ、 Linux 標準のアカウントになっていないようです。
/usr/local/lib/news/setnewside をルートに setuid する以外は、 /usr/local/lib/news ディレクトリのファイルの所有者は news.news でなけ ればいけません。
news にはどんな uid と gid を使ってもかまいません。
多分、 cron で newsrun を起動していないか、 sys ファイルの編集を失敗し たか、 /usr/spool/news/out.going 以下のディレクトリ等が存在しないのか もしれません。
ニュースグループの作成やニュースの配送を、active や sys ファイルを(エ ディタを使って)編集して設定してはいけません。このような設定は /usr/local/lib/news/bin/maint にあるユーティリティを使って行って下さい。
いくつかの Linux で問題がありますし、 performance release 以前のバージョ ンでも、手頃なシステムで安定して高速に動作するものが含まれていますので、 オプションになっています。まだ信じられない人のために、 Cnews の README.new ファイルからいくつか引用します。
「C news の Performance Release 1993/02/20 版は、 1992/03/02 版からい くつかのインストールの問題点と重大なバグだけを改良したものです。」
「このリリースは、 cleanup release と呼ばれるものへの大体の中間点です。」
「古い Cnews で問題のない人は、スケジュールが遅れ公開されていませんが、 cleanup release を待った方がいいでしょう。」
主に、SLS1.01 が出来た頃のコンパイラとライブラリが、 Performance Release に全然ふさわしくなかったからでしょうが、これらは現在改良されて います。
Linux をセットアップしてすぐに使うことを想定していて、ニュースリーダと ニューストランスポートプログラムで nntp を利用するものとしないものの両 方を管理する手間が非常に大きくなるのを避けたかったからです。また、ロー カルな情報を含んでコンパイルすると、実行時に設定ファイルの内容で置き換 えられないからです。
/etc/mtab が読まれていないのでしょう。( /etc/mtab の)モードを 644 に 設定して下さい。これは、ルート所有のファイルが全ユーザのリードが許可さ れないような umask で、ルートによってマウントされたファイルシステムを アンマウントする時に起こります。
古いバージョンの Linux には、 Cnews がハングしてしまうような壊れた sed が含まれていました。古い SLS 版の上に重ねてインストールしたなら、 /bin や /usr/bin にあるのが新しい sed であるか確認して下さい。
はい、できます。 trn3.3 は現在サポートされていますし、 tin は次のバー ジョンでサポートされる予定です。
Cnews の Performance Release やその他いろいろなニュースリーダに接続で きます。
NOV をサポートしている nn6.5 のベータコピーを使っていますが、 Linux で きちんと動いています。私は、 nnmaster を動かさずに (!) 、 nn を動かし ています。 uniwa.uwa.edu にコピーを置いています。
ローカルのみに重要な情報がコンパイル時に設定されていまい、実行時に自動 的に決定することができないからです。
( mdw@sunsite.unc.edu (Matt Welsh 氏) )
usenet:*:13:1::/:
ユーザ id (上では 13 )が重複していないか、確認して下さい。グループは
何でもいいですが、ここでは daemon (gid 1) を使っています。
wonton.tc.cornell.edu
<サーバ名> <ユーザネーム> <パスワード>
ニュースサーバ(上記の SERVER_FILE の中のもの)が shoop.vpizza.com で、
そのマシンで投稿するためにはユーザネームが news、パスワードが floof の
ユーザの権限が必要だとしましょう。この場合、稿するために必要な権限を持っ
ているのであれば、 /usr/local/lib/news/nntppass )に、下の行が必要です。
shoop.vpizza.com news floof
chown usenet /usr/local/lib/news
chmod 755 /usr/local/lib/news
chown usenet /usr/local/lib/news/nntppass
chmod 600 /usr/local/lib/news/nntppass
( nntppass ファイルに書かれている)パスワードは暗号化されていないので、
(ユーザ usenet と root 以外には)読めなくします。
$ inews -h << EOF
Newsgroups: misc.test
From: me@foo.bar.com
Subject: Testing
Reply-To: my-real-address@wherever.edu
This is a test.
EOF
入力すると、 inews が記事を投稿し、上の Reply-To の行にあるアドレスに、 misc.test のテストレスポンダから返事が送られてきます。どうか c.o.l.* :) のような実際のグループで、投稿のテストはしないで下さい。
( mdw@sunsite.unc.edu (Matt Welsh 氏) )
#define ROOTID
の行を
#define ROOTID 0
に変更して下さい。
if (kill(processnum, SIGEMT)) {
となっていれば
if (kill(processnum, 0)) {
に変更して下さい。
#ifdef で変えればいいと思われるでしょうが、 final.c の中の sigignore()
で問題が発生しますので、 SIGEMT を 0 に定義してはいけません。
これでできあがりです。 rn は(いくつかのニュースリーダと同じように)ニュー スグループファイルを扱うために大量のメモリを使用することを忘れないで下 さい。 rn を最初に実行する時は、ニュースグループを調査して .newsrc ファ イルを作るために少し遅くなるでしょう。せっかちな人は、他の人が使ってい る .newsrc ファイルをコピーして下さい。