以下はわれわれがよく聞かれる質問です。人に聞く前にもう一度この答えを良 く読んで下さい。
これはホストアダプタに何を使用しているかに依存します。もし、使用している ホストアダプタがターゲット 5 あるいは 6 からブートできるようなコードを 持った BIOS ROM を持っていれば、SCSI ZIP ドライブからブートできます。 パラレルポートドライブからはブートできません。
もしメインのディスク上に DOS があって、ZIP ディスク上の Linux をブートしたい 場合、LOADLIN ブートローダを使用すればブートできます。カーネルイメージが DOS ディスク上になければなりませんが、Linux の残りのシステムは ZIP 上に置いて おけます。使用するカーネルに正しいドライバが組み込まれていることを 確認しておいて下さい。
確認している範囲では、パラレル ZIP ドライバを含んでいるようなインストール フロッピーを含むようなポピュラーな配付パッケージはありませんが、これは Linux 2.0 が出れば変わるかもしれません。
これは最も良くある質問の一つです。しかし、これに関するちゃんとした答え はだれにもわからないと思います。多分、ちゃんとした理由はないと思います。
/etc/fstab
に一行を加えるだけです。たとえば、ブート時に常にドライブ
に DOS ディスクが入っているとします。その場合、
/dev/sda4 /zip msdos defaults 0 0
と fstab に書きます。パッケージによっては fstab に書かれたパーティションに fsck をかける場合があるかもしれません。この場合、もし違ったディスクを入 れていたり、ディスクを入れていなかった場合など問題を生じるかもしれない ことを知っておいて下さい。
カーネルはパーティションテーブルを読もうとしますが、タイムアウトになり ます。全く心配することはありません。ディスクを入れて、それに対して操作 をしようとすればカーネルは現在はそこにディスクが入っていることに気付き パーティションテーブルを再スキャンします。
ヒント: ディスクを変えた時、新しいディスクのパーティション構造をチェッ クするために常に fdisk を用いると良いでしょう。
いくつかの SCSI ホストアダプタはシステムブートの最中にディスクの パーティションテーブルを読もうとします。もし、これを無効にできないと、 常にドライブにディスクを入れてブートせざるを得なくなります。
Iomega にコンパチブルのホストアダプタのリストがあります。
PPA-3 parallel-to-SCSI アダプタは Iomega が VPIO と呼ぶ単一の ASIC で構成され ています。これは ZIP ドライブの制御カードに載っています。そこには本物の SCSI バスがありますが、通常の形態ではありません。
私は 2 つのカードを比べてみたことはありませんが、VPIO が SCSI バスが パッケージの外に拡張された時に必要になる電気的なバッファ回路の置き換えであるよ うに思います。
はい。しかし、現在同じパラレルポートで lp と ppa ドライバを同時に有効には できません。リソース共有プロトコルが設計されてインプリメントの初期段階 にはありますが、Linux 2.0 がリリースされる前には入手できないでしょう。
それまでは、プリンタと ZIP ドライブをチェイン接続した場合、lp と ppa ドライバ をローダブルモジュールと作成することにより、リブートすること無しに両方を 使用できます。モジュール化してあれば、プリントしたい場合にはlpドラ イバを insmod すればいいですし、ZIP ドライブにアクセスしたい場合には、ppa ドライバをロードすればいいのです。
もちろん、2 つパラレルポートがあれば一つをプリントに一つを ZIP ドライブに
使用できます。lp と ppa ドライバを含んでカーネルを構築し、カーネルコマンド
ラインに適当な設定コマンドを与えればよいのです。たとえば、LILO を使用して
いて、0x378 にプリンタを 0x3bc に ZIP ドライブを接続していたとします。
この時、次のような行を /etc/lilo.conf
に付け加えて下さい。
append = "lp=0x378 ppa=0x3bc"
ppa は元々はパラレルバスに関するコマンドプロトコルに対するテクニカルな 仕様を利用しないで開発されました。代わりに、DOS エミュレータがプロトコル のリバースエンジニアリングに使用されました。エミュレータの元でエンハンスト モードで動作するドライバを得ることは可能ではありません。
Iomega のテクニカルリファレンスマニュアルが現在入手可能です。また、 エンハンストパラレルポートチップのデータシートも持っています。従って、 ドライバをアップグレードすることも可能です。
いいえ。それらはフロッピーテープドライブで、SCSI は含まれていません。
多くの人が私の方法でプロトコルを決定し、これらをテープのドライバを開発 することに適用することに興味を示しました。その最初のステップは DOSemu の 元で動作する DOS ドライバを作成することです。これに成功したといまだ聞い ていません。
いいえ。EZ135 はシャトルポートパラレルから IDE への変換器を内蔵した IDE ドライブです。
パラレルポート EZ135 の Linux 用ドライバを書くためにプロトコルの解析が 始まっています。基本的なプロトコルの解析は完了していますが、いつドライバがで きあがるのかは分かりません。
私のウエブページ http://www.torque.net/ez135.html に注目していて 下さい。たまにベータテスターを募集しています。