Konsole は K デスクトップ環境用の X 端末エミュレーションです。
グラフィカル ユーザ インターフェースにおける端末エミュレーションの 意義は、元来キャラクタ端末の接続されたコンピュータで実行するように 設計されたアプリケーションにディスプレイを与えることです。
フリーの X 端末について簡単に分類すると、2 種類に分けることができます。 原型である xterm、 これは X 自体よりも前(1、2 か月)に書かれました。 それと xvt、 これは軽量の xterm クローンで、現在利用できる 多くの派生型(eterm が有名)のベースになっています。 Konsole はそれから 10 年を経て初めて基礎から書き直されました。その間に xterm は死に 至るまで改造が加えられましたが(README は次の言葉で始まっています: 「汝ここに入る者は、全ての希望を捨てよ」)、Konsole は現在の技術と X の理解の上に成り立つ新たな出発点を提供します。