3.6. フォントダイアログ

図 14.59. フォントダイアログ

フォントダイアログ

フォント」ダイアログは テキストツール で使用するフォントを選ぶために使われます。 その他にはGIMPを実行中にシステムに新しくフォントを追加した場合に、 利用可能なフォントの一覧表を読み込み直す機能があります。

3.6.1. ダイアログの呼び出し方

フォント」ダイアログはドッキング可能です。 その扱い方については 項2.3. 「ダイアログとその合体」 の節をご覧ください。

呼び出し方はつぎのとおりです。

  • 画像ウィンドウのメニューより ウィンドウドッキング可能なダイアログフォント

  • 任意のドッキング可能なダイアログのボタンアイコン をクリックすると出てくるタブメニューより タブに追加フォント

  • テキストツールのツールオプションから。 フォント: のボタンをクリックすると簡易フォント選択ダイアログが出てきます。 その右下のアイコンボタン

ウィンドウ メニューではダイアログがひとつだけの状態で開かれている場合に限り、 切り放したウィンドウ のリストが現れます。 この場合には画像メニューより ウィンドウパス と進めば「パス」ダイアログを浮かび上がらせられます。

3.6.2. 「フォント」ダイアログの利用法

最も基本的な使い方は一覧表からフォントをクリックして選択することです。 こうして選ばれたフォントはテキストツールで利用できます。 フォントの見本 (日本語ならば「」字、 主なアルファベット書体ならば「Aa」) をクリックしてマウスボタンを押したままでしばらく待つと、 より大きな文例「Pack my box with five dozen liquor jugs.」が表示されます。

升目表示と列挙表示

図 14.60. フォントダイアログ

フォントダイアログ

並べて表示

フォントダイアログ

一覧で表示


[ティップ] ティップ

キーボードショートカット Ctrl+F で検索窓が現れます。 一覧表ダイアログの検索窓 をご覧ください。

フォントダイアログのタブメニューで 並べて表示一覧で表示 を切り替えられます。 「並べて表示」の場合はフォントの見本が升目状に並びます。 「一覧で表示」の場合もフォントの見本 (ほとんどの日本語文字は「」字で、 アルファベットならば「Aa」などの表示です) が各段にひとつずつ表示され、 その横にフォント名が記載されます。

フォントを再読み込み

ダイアログの底部中央にある 「フォント一覧の再スキャン」 アイコンボタンをクリックすると、 システム上のフォントの目録を再走査します。 GIMPを実行中にフォントを追加してテキストツールですぐ使いたいときにこのボタンが役に立ちます。 この機能はフォントの一覧表示を 第2ボタン クリックするか、 ダイアログのタブメニューより最初の項目を進むと出てくる脈絡メニューの フォント一覧の再スキャン を選んでも実行できます。

[ティップ] ティップ

フォントの書体見本の大きさはダイアログのタブメニューの プレビューサイズ サブメニューで調節できます。