10.6. GIMPressionist - サイズマップエディタ

10.6.1. 概観

サイズマップエディタは GIMPressionist フィルタに付属するダイアログです。 このフィルタのダイアログの「サイズ」タブで 編集 ボタンをクリックすると呼び出せます。 このエディタではフィルタで使われる筆の太さを調整できます。

10.6.2. パラメータ設定

図 16.180. 「サイズマップエディタ」ダイアログのオプション

サイズマップエディタダイアログのオプション

サイズマップベクトルをひとつだけでもいくつでも配置できます。 その強さを調整してください。 置いたところと同じ画像上の部分に作用します。

サイズマップベクトル

左側の「サイズマップベクトル」と銘うった縮小画像上にベクトルを配置できます。 追加 ボタンをクリックするとベクトルを新たに画像の中央に追加できます。 またあるいは 中ボタン でクリックした場所に新たにベクトルを追加できます。 ベクトルは現在選択されているものが赤い十字形で示され、 それ以外は中心点が白で灰色の十字形で表されています。

第1ボタン でクリックするとその位置へ現在選択されているベクトルが移動します。

第2ボタン でクリックしても何の変化もありません。

<< ボタンと >> ボタンはクリックすると現在選択されているベクトルが選択を解除され、 別のベクトルが選択されます。

削除 ボタンはクリックすると現在選択されているベクトルを撤去します。

[ティップ] ティップ

サイズマップベクトル」画面の右側についているスクロールバーは、 この縮小見本画像の明るさを調整するためのものです。 画像が暗過ぎたり明る過ぎたりしてベクトル表示が見難くなっているときこの機能が役立ちます。

プレビュー

プレビュー」表示には無数のベクトルの強さをつかめる図が示されています。 図上に並んだ正方形の大きさがブラシの太さと強さを示します。

サイズ

現在選択されているベクトルの強さを変更します。 この強さにより付近を通るブラシの太さが決まります。

強さ

強さ スライダは現在選択されているベクトルの強さを変えます。 強さが増すと周囲のサイズマップがより遠くまで影響されます。

強さ指数

強さ指数 スライダは 全て のベクトルの強さを変更しますので、 結果的に全ての筆触をより強くします。

ボロノイ

方向マップエディタ の説明をご覧ください。