5.3. エラーコンソール

エラーコンソール」は事故発生のつど現れる「GIMP メッセージ」ウィンドウに比べて機能性に優れています。 GIMPの稼働中に起きた全てのエラーは自動的にここに記帳されます。 ここに書き出されたメッセージは全体もしくは選択した一部をテキストファイルに保存できます。

5.3.1. ダイアログの呼び出し方

エラーコンソール」ダイアログはドッキング可能です。 その扱い方については 項2.3. 「ダイアログとその合体」 の節をご覧ください。

呼び出し方はつぎのとおりです。

  • 画像ウィンドウのメニューより ウィンドウドッキング可能なダイアログエラーコンソール

  • 任意のドッキング可能なダイアログのボタンアイコン をクリックすると出てくるタブメニューより タブに追加エラーコンソール

5.3.2. エラーコンソール」ダイアログ

図 14.72. エラーコンソール」ダイアログのウィンドウ

エラーコンソールダイアログのウィンドウ

エラー履歴を消去

「エラー履歴を消去」 このボタンをクリックするとダイアログに書き出された全てのエラーメッセージが消去されます。

[警告] 警告

この操作は「取り消し」が効きません。

エラーログを保存; Shift 選択範囲を保存

「エラーログの保存」 このアイコンボタンをクリックするとエラーメッセージの全履歴の保存操作に入れます。 書き出された履歴はマウスでクリックしたまま一部だけなぞるか、 Shift+上下左右 キーの組み合わせでなぞって強調表示させてから、 Shift キーを押しながらこのボタンをクリックすれば部分的に保存できます。

保存するファイルの名前と保管場所は、 「エラー記録をファイルに保存」ダイアログで指定してください。

図 14.73. エラー記録をファイルに保存」ダイアログのウィンドウ

エラー記録をファイルに保存ダイアログのウィンドウ

[ティップ] ティップ

これらのボタンでできる操作は脈絡メニューにもあります。 脈絡メニューは「エラーコンソール」 ダイアログのタブメニューボタン をクリックするかダイアログのウィンドウを 第2ボタン でクリックすると出てくるメニューの最初の項目を進むと呼び出せます。