方向マップエディタは GIMPressionist フィルタに付属するダイアログです。 このフィルタのダイアログの「方向」タブで ボタンをクリックすると呼び出せます。 このエディタではフィルタで使われる筆の運ばれる方向を調整できます。
ベクトルをひとつだけでもいくつでも配置できます。 その方向と長さを調整してください。 置いたところと同じ画像上の部分に作用します。
左側の「ベクトル」と銘うった縮小画像上でベクトルを操作できます。 初期状態では中央にベクトルが置かれています。 ベクトルは現在選択されているものが赤で示され、 それ以外は白いベクトル頭と灰色のベクトル身で表されています。
ボタンをクリックするとベクトルを新たに画像の中央に追加できます。 またあるいは でクリックした場所に新たにベクトルを追加できます。
でクリックするとその位置へ現在選択されているベクトルが移動します。
でクリックするとその方向へ現在選択されているベクトルが向きを変えます。
ボタンと ボタンはクリックすると現在選択されているベクトルが選択を解除され、 別のベクトルが選択されます。
The Delete button allows you to delete the selected vector.
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ティップ |
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「サイズマップベクトル」画面の右側についているスクロールバーは、 この縮小見本画像の明るさを調整するためのものです。 画像が暗過ぎたり明る過ぎたりしてベクトル表示が見難くなっているときこの機能が役立ちます。 |
「プレビュー」表示には無数のベクトルの向きをつかめる図が示されています。
これら4つの種類は上で現在選択しているベクトルに関わる筆づかいを調整します。 おのおのの特徴をここでは説明しませんが、 プレビュー画面でその意味はご理解いただけると思います。
ボロノイ図とはn個の点を任意に配置した平面を、 1個ずつその点 (母点) を内側に有するn個の多角形に分割し、 なおかつ多角形内のどんな位置も他の母点よりは内包する唯一の母点との距離が最も短くなるようにその多角形の境界線を設けた図のことです (ユークリッド平面の場合)。 この場合多角形の辺はいずれも2つの母点の二等分線を通ることになります。 ここにボロノイ図の例をご覧ください。
つまりこのオプションを有効にすると図上の点はいずれも最も近いただひとつのベクトルにのみ影響されることになります。
現在選択されているベクトルの方向です。 このスライダの役目はベクトル図面 (前述) での
クリックと同じです。このスライダは 全て のベクトルの角度を変更します。
強さ スライダは現在選択されているベクトルの長さを変えます。 長さが増すと周囲の方向マップがより強くより遠くまで影響されます。 ベクトル図面では強さを長さで表示します。
強さ指数 スライダは 全て のベクトルの強さを変更しますので、 結果的に全ての筆触をより長くします。