parse_ini_file() は、 filenameで指定したiniファイルをロードし、 連想配列としてその設定値を返します。 直近のprocess_sectionsパラメータにTRUE を設定することにより、セクション名と設定が含まれた多次元の配列を 得ることができます。デフォルトでは、 process_sectionsは、FALSEです。
注意: この関数は、php.iniファイルには何もしません。 このファイルはスクリプトを実行している時には既に処理されています。 この関数は、アプリケーション個有の設定ファイルを読み込む際に使用 可能です。
注意: iniファイル上の値に英数字ではないものがある場合、 ダブルクォート(")で囲う必要があります。
注意: PHP4.2.1以降では、この関数は セーフモード と open_basedirの影響を受けます。
注意: iniファイル上でキーとして使ってはいけない単語があります。 それらは yes, no, true, false などが含まれます。
初期ファイルの構造は、php.iniの構造に似てい ます。
定数もiniファイル上でパースされます。 そのため、parse_ini_file()をコールする前に iniファイル上の値として定数を定義した場合、返り値に統合されます。 iniファイル上の値だけが評価されます。以下は例です:
出力は以下のようになります:
Array ( [one] => 1 [five] => 5 [animal] => Dodo bird [path] => /usr/local/bin [URL] => http://www.example.com/~username ) Array ( [first_section] => Array ( [one] => 1 [five] => 5 [animal] = Dodo bird ) [second_section] => Array ( [path] => /usr/local/bin [URL] => http://www.example.com/~username ) ) |