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FontForge -- あなた自身の PostScript, Openype, CID, マルチプルマスター、CFF, SVG およびビットマップ (BDF) フォントを作成したり、既存のフォントを編集したりすることができるアウトラインフォントエディタ。あるフォーマットから別のフォーマットに変換することもできます。FontForge はさまざまな Macintosh のファイルフォーマットをサポートしています。

FontForge のユーザインタフェースは以下の言語版が用意されています: (英語)・ロシア語・日本語・フランス語・イタリア語・スペイン語。

目次

私には、ネット上のユーザ以外に品質保証を行ってくれる人がいないので、これは本質的に (かつ永遠に) ベータ版のソフトウェアです。バグが見つかることと思います。もしバグを見つけたら私に教えてください。

バイナリ配布:

FontForge の能力を拡張するために追加したいかもしれない外部ライブラリ/プログラムについては、下の 依存性 のセクションを参照してください。

ソース配布

ソースツリー (2005年3月9日版) を 1 個の .tgz ファイルとしてダウンロードすることができます。
または、CVS ツリーからより新しいバージョンを入手することができます (更新が 24 時間遅延することがあります)。

匿名 CVS

(文書を含む) ソースパッケージ全体をダウンロードしたい場合、新しいディレクトリを作成してそこに移動し、匿名 CVS を (パスワード無しで) 使用してください:

$ cvs -d:pserver:anonymous@cvs1.sourceforge.net:/cvsroot/fontforge login 
CVS password: 
$ cvs -d:pserver:anonymous@cvs1.sourceforge.net:/cvsroot/fontforge checkout fontforge 

より詳しい情報が必要な場合、sourceforge による説明を参照してください (この情報は古くなっている部分があり、正しいサーバ名は cvs.sfd.net ではなく cvs1.sf.net に変更されています)。

依存性

文字画像の自動トレースを行いたい場合、以下のどちらかをダウンロードする必要があります。

CID キー指定フォントを編集したい場合、これらの文字セット記述ファイル が必要となります。(これらは 2004年12月22日に最終更新されました)。

この FontForge 組み込みの文字セットエンコーディングの拡張ファイルをコピーする必要があるかもしれません。

適切なライブラリがあれば、FontForge はトレース作業のために PNG, TIFF および GIF 画像を取り込んで文字の背景とすることができます (FontForge は外部ライブラリなしで BMP および xbm フォーマットを取り込むことができます)。libxml2 があれば FontForge は SVG フォントを読み込むことができます。FreeType ライブラリがあれば FontForge はビットマップ文字を作成するときにより良好に動作します。FontForge のコンパイル/実行にはどれも必要ではなく、もしライブラリが存在しなければそれらは使われません。あなたのマシンにそれらがなくてインストールしたい場合はこちらから入手可能です:

私のビルドでのシェアドライブラリのバージョン
libpng libtiff libungif libjpeg libxml2 libuninameslist freetype
i386 linux builds 3.1.2.2
=1.2.2
3.5
=20011128
4.1.0
=4
62.0.0
=62 (6b)
2.5.4
=2.5.4
0.0.1 6.3.3
=2.1.4
solaris builds 2
=1.0.8
3
=19970127

6
=62 (6b)



Mac OS/X builds (static)
(static) (static) 2.5.0
=2.5.0

6.3.3
=2.1.4

通常は FontForge は X11 ウィンドウシステムに依存しますが、スクリプト実行エンジンにのみ興味がある (ユーザインターフェイスには興味がない) 場合、システムを X なしで実行することができます (configure スクリプトはこれを検出できるようにするるべきでしょう)。

FontForge は (その生涯のある時点で) 以下のシステムに移植されています。

FontForge で使う Unicode のビットマップフォントをどれかダウンロードしたほうがいいでしょう。

文書

すべての文書ファイルは 1 個の tgz ファイル (2005年3月9日版) にまとめられています。
以下の手順でインストールすれば、FontForge は F1 を押したときに文書を見つけることができるでしょう (つまり、FontForge は Web を見に行く前に /usr/local/share/doc/fontforge を探します)。

$ mkdir -p /usr/local/share/doc/fontforge
$ cd /usr/local/share/doc/fontforge
$ gunzip fontforge_htdocs-*.tgz
$ tar xf fontforge_htdocs-*.tar
$ rm fontforge_htdocs-*.tar

または、単にオンラインの文書 (常に最新です) を見に行くこともできます。

ビルド方法

$ gunzip fontforge_full-*.tgz
$ tar xf fontforge-full*.tar
$ cd fontforge
$ configure
$ make
$ su
# make install

現在、FontForge はデフォルトでダイナミックライブラリをコンパイルします。もし、ダイナミックライブラリの処理を行わないほうがいいとお考えの場合 (または、Mac OS X の古いバージョンのように、コンパイラが PIC コードを出力するように命じられたときに内部コンパイラエラーを発生する場合)、代りにこちらをお使いください:
        $ configure.static
これにより、スタティックライブラリを使うように設定されます。

Type3 フォントの編集機能を利用したいときは
        $ configure --with-multilayer
としてください (これは、通常の FontForge よりもはるかに大量のメモリを消費するので、デフォルトでオフにされています)。

インストール方法

実行可能な tarball には doinstall というシェルスクリプトが含まれています。

$ gunzip fontforge-*.tgz
$ tar xf fontforge-*.tar
$ cd fontforge
$ su
# doinstall

Makefile を使ったインストール方法については、上を参照してください。

実行方法

$ fontforge font.pfa font2.pfb font3.sfd font4.ttf font5.otf font6.gsf font7.bdf
とすると、FontForge はコマンドラインで指定したフォントを探します。PFB と PFB の両フォーマットと、その他いくつかの PS フォント (Type1 辞書に基づいた Type0 フォント) も、TrueType フォントや 非 CID OpenType フォント、ビットマップフォントと同様に読み込むことができます。
$ fontforge -new
とすると、FontForge は新しいフォントを (ISO 8859-1 エンコーディングで) 作成します。
$ fontforge
とすると、ファイル選択ダイアログが開き、ディレクトリを閲覧できます。フォントを選択する (か新規に作成する) とダイアログは閉じます。
$ fontforge -script script.pe fonts...
これは FontForge を非対話的なモードで起動し、ファイル名を指定したスクリプト script.pe を実行させます。その後ろにつく引数はすべてそのスクリプトに渡される引数として解釈され、それにより解釈 (または無視) されます。

ライセンス

Copyright © 2000,2001,2002,2003,2004,2005 by George Williams

Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met:

Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer.

Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.

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THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

これは本質的に "修正 BSD ライセンス" と同じです。

欠けている機能

FontForge は決して完全ではありません。それに、おそらくうまく動かない点があるでしょう。頻繁にファイルを保存し、常にオリジナルのコピーに対して作業を行うようにしてください。

メーリングリスト

現在、FontForge のためのメーリングリストは 3 つ存在します。これらメーリングリストはすべて SourceForge で購読の設定ができます: http://sourceforge.net/mail/?group_id=103338. 購読者以外は投稿することができません (申し訳ありませんが、あまりに多くの SPAM が来るものですから)。

警告: これらのメーリングリストに投稿すると、あなたの電子メールアドレスが曝されることになります。

バグ

このリストには、私が気づいていてもどう直せばいいか分からない大量のバグが含まれています。小さなバグは私に報告されれば一般的に 1 週間以内に修正されるので、このリストに現れることはめったにありません。

バグを報告するには……

あなたもいくつかのバグを見つけると思います。それを特定することができて、再現可能な最小の例を作ることができたならば素晴らしいことです。実行可能ファイルにはシンボルが含まれているので gdb で実行すればスタックトレースが得られるでしょう… あなた自身で可能なことをしてください。

fontforge-devel@lists.sourceforge.net

あなたが手助けできるその他の方法

謝辞

ファイル(F)→印刷(P) のサンプルテキストは多くの引用元に由来します。

以下の方々が FontForge をデバッグするのを手伝ってくれました。本当にありがとう! (本当はこのリストにはこれよりもっと長いはずです)。

私が TrueType 命令をデバッグできているのは、FreeType の David Turner (および他の多数の方々) が、そのための API を提供してくれたおかげです。また、彼は "FontForge" という名前の提案者でもあります。

FontForge は、現在円満退職して MacroMedia にいる、AltSys の Fontographer に鼓舞されています

私の父はタイポグラフィに関する一般的な興味を喚起してくれました (彼はコンピュータよりもルネッサンスの印刷技術の方に興味があるのですが)。

そして、最後に私は Linda Dozier, David Cole および、このプログラムを書くための自由な時間を私にくれた NaviSoft の全員に感謝しなければなりません。

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