何は措いてもしなければならないのは、Mac Developer Tools のコピーを入手することです。 それらは今では各 Mac に同梱されている (XCode と書かれた CD に入っています) 必須ではないソフトウェアですので、それを選択してインストールする必要があります。または、これを Apple から入手する必要があります (250 メガバイトのファイルをダウンロードするか、20 ドル払って FedEx で CD を送ってもらうこともできます)。
それから X11 をインストールする必要があります。 これもまた、新しい Mac には同梱されていて、選択しないとインストールされないソフトウェアです。 2 個の X パッケージをインストールする必要があります。 1 つは 3 枚目のインストール CD に入っている X11User で、もう 1 つは XCode の CD に入っている X11SDK です。
FontForge を X11 無しで構築することも可能です。 その場合ユーザインターフェイスはありませんが、スクリプトの実行は可能です。
その次に、幾つかの画像処理ライブラリをインストールして使うことができます (少なくとも libpng はインストールしておくことをお勧めします)。 現在は、FontForge はこれらのライブラリを常にスタティックリンクしようとします。
from this site. then: やっと、FontForge を構築する準備ができました。 最新版のソースを このサイトからインストールして、それから以下のようにしてください:
$ gunzip fontforge_full-*.tgz $ tar xf fontforge_full-*.tar $ cd fontforge $ configure $ make $ sudo make install
FontForge をインストールする前に、X ウィンドウシステム (X11) があなたのシステム上で稼働しているかを確認するべきです。 現在、Apple は X11 を Mac と一緒に出荷しています。 これを Apple からか、または GNU の Mac OS X サイトからダウンロードすることもできます。 (別の方法として、X なしでビルドされたバイナリをダウンロードすることもできます。これはユーザインターフェースを持っていませんが、スクリプトを実行することはできます。)
それが終わったらすぐに、ファイルリリース場所で公開されているパッケージを展開することができるはずです。
これらのパッケージは /usr/local/bin にインストールを行います。 おそらく、PATH 環境変数に値を加え、MANPATH にも同様の追加をしたほうが便利でしょう:
$ vi ~/.cshrc setenv PATH /usr/local/bin:$PATH setenv MANPATH /usr/local/share/man:$MANPATH
bash を使用しているなら、以下のようになります。
$ vi ~/.bashrc PATH=/usr/local/bin:$PATH ; export PATH MANPATH=/usr/local/share/man:$MANPATH ; export MANPATH
FontForgeの能力を拡張するためにシステムに追加するといいライブラリ・プログラムに関しては、依存関係のセクションを参照してください。
FontForge を実行できるようにするには、あらかじめ X サーバ (XDarwin) を立ち上げておく必要があります。 XDarwin は Applications フォルダにあるので、ダブルクリックで実行することができます。
FontForge は xterm からもターミナルウィンドウからも実行することができます。
ターミナルウィンドウから実行する時は、まず以下のように打ち込む必要があります。
$ setenv DISPLAY :0
デフォルトのウィンドウマネージャ (twm) は、X がルートレスモードで動いている時にはうまく動作しません。
FontForge はウィンドウマネージャがウィンドウの位置を変えることを許しており、twm では、ユーザが画面の任意の位置でクリックすると、新しく作られたウィンドウの左上端が指定されたことになって位置変更が行われます。 不幸なことに、X がその下にウィンドウを開いていないと、Aqua は X をバックグラウンドにやって X からのクリックを奪い取ってしまいます。
ウィンドウの位置を決めないと、そのウィンドウを開くことができませんので、そのウィンドウの左上の位置は、X11 の既に存在するウィンドウに重なることになります。