ファイルの権限を,既存の権限の一部を基準にすることができます.こうする ために,オペレータの後に‘r’,‘w’や‘x’を使用する代わりに, 文字‘u’,‘g’や‘o’を使用します.例えば以下のモードです.
o+g
それは,ファイルのグループにいるユーザに対する権限を,その他のユーザが そのファイルに対して持っている権限に追加します.このため,ファイルが最 初にモード664 (‘rw-rw-r--’)の場合,上記のモードは,それを666 (‘rw-rw-rw-’)に変更します.ファイルが最初にモード741 (‘rwxr----x’)の場合,上記のモードは,それを745 (‘rwxr--r-x’) に変更します.‘-’と‘=’の処理は同様に動作します.