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4.6 コンフィグレーションファイルの作成

きちんとこの前の章を読んでくださいね,Configuration Actions

— Macro: AC_CONFIG_FILES (file..., [cmds], [init-cmds])

出力変数の値を置換しながら入力ファイル(デフォルトはfile.in) をコピーすることで,AC_OUTPUTでそれぞれのfileを作成 するようにします. このマクロは,実際に何かを作成するマクロの一つです.Configuration Actionsを参照してください.出力変数を使用することの詳細な情報は, See Makefile Substitutions. それらを作成するための詳細な情報は, See Setting Output Variables. これらのマクロは,存在しない場合はファ イルを配置するディレクトリを作成します.通常,Makefileはこの方法 で作成されますが,.gdbinitのようなそれ以外のファイルは,指定され ていることもあります.

一般的なAC_CONFIG_FILESの呼び出しは,以下のようになります.

          AC_CONFIG_FILES([Makefile src/Makefile man/Makefile X/Imakefile])
          AC_CONFIG_FILES([autoconf], [chmod +x autoconf])

コロンで分離されている入力ファイルfileのリストを入力ファイルに追加 することで,優先可能です.例えば以下のようにします.

          AC_CONFIG_FILES([Makefile:boiler/top.mk:boiler/bot.mk]
                          [lib/Makefile:boiler/lib.mk])

こうすることで,ファイル名をMS-DOSが受け入れ可能なままにしたり,ファイル に常套句を前置したり後置したりすることが可能となります.