相違箇所によっては、両方の版を残したいこともあるでしょう。 そのような場合には、x cを使います。 すると、併合バッファはつぎのようになります。
#ifdef NEW version from A buffer #else /* not NEW */ version from B buffer #endif /* not NEW */
この例では、2つの版をCのプリプロセッサの条件節で分けていますが、
変数emerge-combine-versions-template
に好みの文字列を設定すれば、
このコマンドで使用する文字列を指定できます。
この文字列内では、A版のテキストを置く箇所には‘%a’を、
B版のを置く箇所には‘%b’を指定します。
上に示した結果を生じるデフォルトの設定はつぎのとおりです。
"#ifdef NEW\n%a#else /* not NEW */\n%b#endif /* not NEW */\n"