GDBのようなデバッガの目的は、 実行中のプログラムの内部において何が起こっているのか、 あるいは、 プログラムがクラッシュしたときに何をしていたのかを知ることができるようにすることにあります。
GDBは、 実際のバグを発見できるようにするために4つのこと (さらに、 これらを支援するために他のことも) 行います。
GDBを使ってCおよびC++で記述されたプログラムをデバッグすることができます。 詳細については、 See C and C++。
Modula-2とChillのサポートはまだ部分的なものです。 Modula-2に関する情報については、 See Modula-2。 Chillに関するドキュメントはまだありません。
集合、 サブ範囲 (subrange)、 ファイル変数、 入れ子関数を使っているPascalプログラムをデバッグすることは、 現時点ではできません。 Pascalの構文を使って、 式の入力、 変数の値の表示、 およびそれに類することを実行することを、 GDBはサポートしていません。
GDBは、 Fortranで記述されたプログラムのデバッグに使うことができます。 しかし、 Fortranの構文を使って、 式の入力、 変数の値の表示、 およびそれに類する機能を実行することは、 まだサポートされていません。 変数によっては、 末尾にアンダースコアを付けて参照する必要のある場合があります。