ポイントとマークのあいだのテキストをリージョン(region)といいます。 さまざまな関数がポイントとマークで区切られたテキストに作用しますが、 リージョンそのものに特に関連した関数だけについてここで述べます。
この関数は、リージョンの先頭の位置を(整数で)返す。 これは、ポイントかマークの小さいほうの位置である。
マークがどこも指していなければ、エラーを通知する。
この関数は、リージョンの末尾の位置を(整数で)返す。 これは、ポイントかマークの大きいほうの位置である。
マークがどこも指していなければ、エラーを通知する。
関数region-beginning
やregion-end
を使う必要がある
プログラムはほとんどないはずです。
リージョンに作用するように設計されたコマンドは、
普通、‘r’を指定したinteractive
を使って
リージョンの先頭と末尾をみつけます。
これにより、Lispプログラムからは引数として境界を明示的に指定できます。
(See Interactive Codes。)