Lispマクロ(Lisp macro)は、
Lisp言語を拡張するユーザー定義の構造です。
関数に似たオブジェクトで表現しますが、引数渡しの意味は異なります。
Lispマクロは、リストの最初の要素がシンボルmacro
であり、
リストのcdrがlambda
シンボルを
含むLisp関数オブジェクトであるフォームです。
Lispマクロオブジェクトは、通常、組み込み関数defmacro
で
定義しますが、
Emacsにとっては、macro
で始まるリストはマクロです。
マクロの書き方の説明は、See Macros。
警告: Lispマクロとキーボードマクロ (see Keyboard Macros)は、まったく別のものです。 単に『マクロ』といった場合には、Lispマクロを意味するのであって、 キーボードマクロのことではありません。