このセクションでは,全てのTexinfoドキュメントで使用されている一般的な慣 習を記述しています.
@noindent
を書いてください.
@iftex
と@end iftex
コマンドでTexinfoファイルの領域を
区切る場合,その領域は印刷されたコピーだけに現れます.その領域で,Infoで
は使用不可能なプレーンTeXの特定のコマンドを使用することが可能です.反
対に,@ifnottex
と@end ifnottex
で囲まれたテキストは,
TeX以外のすべての出力形式に現れます.
それぞれの出力形式(html
,info
,plaintext
)にも,同様
のコマンドの対があります.See Conditionals.
注意:タブ文字を(逐語的なモード(verbatim mode)以外の)Texinfoファ イルで使用しないでください! TeXは,可変幅のフォントを使用し,それは 全ての環境で動作するように,タブを適切に定義することは現実的ではないこと を意味します.従って,TeXはタブを単一のスペースとして扱うので,タブの ように見えません.さらに,makeinfo
はタブに対し特別なことをしない ので,例えば入力ファイルのタブ文字は出力で異なる字下げとして現れるかもし れません.この問題を避けるためTexinfoモードは,<TAB>キーを押したとき,GNU Emacsに多数のスペースを挿入させます.
また,タブを一つの領域の複数のスペースに変換するため,Emacsで
untabify
を実行することも可能です.