sdiffコマンドは,二つのファイルをマージし,その結果を対話的に 出力します.その引数は以下のようになります.
sdiff -o outfile options... from-file to-file
これは,from-fileとto-fileをマージし,outfileに出力し ます.from-fileがディレクトリでto-fileがそうではない場合, sdiffはfrom-file内のファイル名がto-fileのファイル と比較し,逆も同じです.from-fileとto-fileを両方ともディレク トリにすることはできません.
sdiffのオプションは‘-’で始まるので,通常はfrom-file とto-fileを‘-’で始めてはなりません.しかし,--を引数 とすることで,それ以降の引数を‘-’で始まる場合でもファイル名として扱 います.-を入力ファイルとして使用してはいけません.
-o(または--output)を用いないsdiffで,横に並 べた差異を生成します.この使用方法は時代遅れです.代わりにdiff の-yや--side-by-sideオプションを使用してください.
0の終了ステータスは差異が見つからなかったことを意味し,1は差異が見つかっ たことを意味し,そして2は問題が生じたことを意味します.