併合作業中には、AバッファやBバッファを勝手に編集してはいけません。 emergeは一時的にこれらのバッファの内容を変更しますが、 最終的にはもとの状態に戻します。
複数の併合処理を同時に進めることもできますが、 別の併合処理の入力に同じバッファを使用してはいけません。 というのは、一時的にせよ、互いに異なる複数の変更が 1つのバッファに加えられてしまうからです。
入力ファイル全体を比較する必要があるため、
emergeの開始にはしばらく時間がかかる場合もあります。
また、diff
コマンドが完了するまで、emergeは何もできません。
たぶん、そのうち誰かがemergeを変更して、
入力ファイルが大きいときにはバックグラウンドで比較を行うようにするでしょう。
そうすれば、emergeがコマンドを受け付けるようになるまで、
Emacsで他の作業を続けられます。
フックemerge-startup-hook
(see Hooks)が、併合処理の設定の最後
に実行されます。