画面いっぱいのテキストを見ているときもあり,現在読んでいる段落の一部のみ が画面に表示されてることがあります.このセクションで詳述されるコマンドは, 画面に表示されている現在のノードの部分をずらすために使用されます.
‘--vi-keys’オペレーションが効果があるとき(see –vi-keys),スク ロールコマンドの割り当てが異なっています.これらのキーバインドは,“viの ような操作”で設計されています.
scroll-forward
)デフォルトのスクロールサイズは一画面ですが,数字の引数を用いた,
(scroll-forward-page-only-set-window
)コマンド,‘--vi-keys’
では‘z’の呼び出しで変更することが可能です.
scroll-forward-page-only
)scroll-forward-page-only-set-window
, vi-like operation)scroll-forward
とscroll-backward
コマンド,そ
してそれと同等のコマンドのデフォルトスクロールサイズとなります.
scroll-backward
)scroll-backward-set-window
コマンド,
‘--vi-keys’では‘w’の呼び出しで変更可能です.
scroll-backward-page-only
)scroll-forward
の逆です.
現在のノードの最初を越えてまでスクロールしません.デフォルトのスクロール
サイズは,数字の引数を用いた,
scroll-backward-page-only-set-window
コマンド,‘--vi-keys’ で
は‘w’の呼び出しで変更可能です.
scroll-backward-page-only-set-window
, vi-like operation)scroll-forward
とscroll-backward
コマン
ドのデフォルトスクロールサイズになります.
down-line
, vi-like operation)up-line
, vi-like operation)scroll-half-screen-down
, vi-like operation)scroll-half-screen-up
, vi-like operation)
scroll-forward
とscroll-backward
コマンドは,ファイルのノー
ド構造全体を前方にも後方にも移動可能です.ノードの終りを見ているときに
<SPC>を押した場合や,ノードの始め見ているときに<DEL>押した場合は,
変数scroll-behavior
で制御されるようになります.詳細は,
See scroll-behavior
.
scroll-forward-page-only
とscroll-backward-page-only
コマン
ドは,現在のノードを越えてまでスクロールしません.
<PREVIOUS>キーは,多くのキーボードでは<PageUp>キーです.Emacsは 名前<PRIOR>でそれを参照します.<PRIOR>や<PageUp>をスクロール に使用するとき,Infoは現在のノードの最初までしかスクロールしません.
<DEL>キーが無い場合,<BS>,または,同じ機能を実行する,左矢印で デザインされていることもある‘BackSpace’を探してください.
redraw-display
)toggle-wrap
)C-x w
を用いてウィンドウの行の折
り返しの状態を変更することで,そのような行を右端の列で終端させることが可
能です.表示するための一画面の幅より多くの空間を必要とする行を表示すると
き,画面の右端の列に‘$’が現われ,行の残りは見えません.長い行が切り
取られるとき,モードラインの左端付近に‘$’文字を表示します.