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28.5 フレームの削除

フレームを明示的に削除(delete)しない限り、 フレームは見える可能性があります。 フレームを削除するとスクリーンに表示できなくなりますが、 それを参照するものがなくならない限りLispオブジェクトとしては存在し続けます。 保存したフレーム構成(see Frame Configurations)を復元する以外には、 フレームの削除を取り消すことはできません。 これはウィンドウと同様です。

— コマンド: delete-frame &optional frame

この関数はフレームframeを削除する。 デフォルトでは、frameは選択されているフレームである。

— Function: frame-live-p frame

関数frame-live-pは、フレームframeが削除されていなければ nil以外を返す。

ウィンドウを削除するコマンドを与えるウィンドウマネージャもあります。 それらは、ウィンドウを操作しているプログラムに特別なメッセージを 送ることで動作します。 Emacsがそのようなコマンドを受け取ると、 イベントdelete-frameを生成します。 このイベントの普通の定義は、関数delete-frameを呼び出すコマンドです。 See Misc Events