C.3 格納を支援するファイル
ファイル modules 中の ‘-i’ フラグは、
ファイルが格納された時に特定のプログラムを実行するのに用いられます
(see modules)。
この節で説明するファイルは、
ファイルの格納時にプログラムを実行するための、
より柔軟な方法を提供します。
格納時に実行できるプログラムは三種類に分けられます。
これらのプログラムはリポジトリ中のファイルに記述されます。
次に示すのは、
ファイル名と、対応するプログラムに必要な機能を示したものです。
- commitinfo
- ここに記述されるプログラムは、
格納が許されるかどうか判断する責任を持ちます。
このプログラムが正常終了しなければ、
格納が中止されます。
- verifymsg
- 指定されたプログラムはログメッセージを評価するために使用され、それは全
ての要求部分を備えているかを検証するかもしれません。これはログメッセー
ジの雛型を保持することのできる rcsinfo ファイルと組合せて使うと
とても役に立ちます (see rcsinfo)。
- editinfo
- ここに記述されるプログラムは、
ログ・メッセージを編集するのに用いられ、
全ての要求される項目が含まれるかどうか可能な限り確かめます。
ログ・メッセージの雛型を記述する rcsinfo ファイルと
組み合せることで、より便利になります (see rcsinfo)。(旧式)
- loginfo
- ここに記述されるプログラムは、
格納が完了した時点で呼び出されます。
ログ・メッセージと追加情報とを受け取り、ファイルに格納するか、
特定の人物にメールとして出すか、またはニュース・グループに投稿するとか、
または... あなたの想像力だけがその制限です。