diffでedスクリプトのような出力を生成することが可能で すが,hunkは(前のものを後ろにする)前方への順序を用いています.コマンドの 書式を若干変更することも可能です.それは,変更した行の前にコマンド文字前 置すること,範囲をスペースで分離した行番号にすること,そして,単一のピリ オドから成り立つhunk行を明示する試みを行なわないことです.ed書 式のように,前置ed書式は,不完全な行を表現することは不可能です.
前置ed書式は,edでもpatchでもこの書式の差 分を適用することが不可能なので,ほとんど役に立ちません.それは主に,古い バージョンのdiffとの互換性のために存在しています.それを選択す るために,-fや--forward-edオプションを使用してください.