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25.14 メッセージの編集

rmailモードでも通常のEmacsコマンドのほとんどを使えますが、 C-M-nC-M-hのように他の目的のためにrmailで再定義された ものもいくつかあります。 しかし、rmail バッファは通常読み出し専用であり、 アルファベット文字のほとんどもrmailコマンドとして再定義されています。 メッセージのテキストを編集したいときには、 rmailコマンドeを使う必要があります。

e
カレントメッセージを通常のテキストとして編集する。

ermail-edit-current-message)コマンドは、 rmailモードからrmail編集(rmail-edit)モードに移行します。 このモードは、テキスト(text)モードとほとんど同じ別のメジャーモードです。 モード行にこの変化が表示されます。

rmail編集(rmail-edit)モードでは、文字は通常どおり挿入でき、 rmailコマンドは使えません。 メッセージを編集し終えてrmailへ戻るには、 C-c C-cと打ちます。 するとrmailモードに戻ります。 あるいは、行った編集をすべて取り消してrmailモードに戻るには、 C-c C-]と打ちます。

rmail編集(rmail-edit)モードに入るとき、 フックtext-mode-hookが実行されます。 それからフックrmail-edit-mode-hook が実行されます (see Hooks)。 メッセージには属性‘edited’ が付けられます。 さらに、メッセージのヘッダ全体が表示されるので、 メッセージの本文と同様にヘッダも編集できます。 ヘッダに対する変更も保存されます。