表 H-2. 言語およびその他の設定オプション
名前 | デフォルト | 変更の可否 |
---|---|---|
short_open_tag | On | PHP_INI_SYSTEM|PHP_INI_PERDIR |
asp_tags | Off | PHP_INI_SYSTEM|PHP_INI_PERDIR |
precision | "14" | PHP_INI_ALL |
y2k_compliance | Off | PHP_INI_ALL |
allow_call_time_pass_reference | On | PHP_INI_SYSTEM|PHP_INI_PERDIR |
expose_php | On | PHP_INI_SYSTEM |
以下に設定ディレクティブに関す る簡単な説明を示します。
PHP タグの短縮型 (<? ?>) を使用 可能にするかどうかを設定します。PHPをXMLと組み合わせて用いる 場合は、<?xml ?>をファイル中で用 いるためにこのオプションをオフにする必要があります。オンにし た場合にPHPでXMLを出力するには、例えば、次のようにします。 <?php echo '<?xml version="1.0"'; ?> これをオフにした場合、長い方の形式のタグ (<?php ?>)を使用する必要があります。
注意: このディレクティブは、<? echoと同じ形式の ショートカット<?=も影響を受けます。 このショートカットを使用するには、 short_open_tagをonとする 必要があります。
ASP 形式のタグ <% %> を通常のタグ <?php ?> に加えて使用可能にします。 このスイッチにより、出力の短縮形 <%= $value %> も 使用できるようになります。 詳細な情報は、 HTML からのエスケープを参照下さい。
注意: ASP形式のタグは3.0.4で追加されました。
浮動小数点数に関して表示される最大桁数を指定します。
000年問題対応を強制します。(2000年問題非対応のブラウザにおいて、問題 が発生する可能性があります。)
関数のコール時に引数を強制的に参照で渡す機能の有効/無効を設定 します。この機能は過去のものであり、将来のバージョンの PHP/Zendではサポートされない可能性があります。 推奨される方法は、関数宣言時に参照渡しとするべき引数を指定す る方法です。将来のバージョンでの動作を保障するために、このオ プションをoffとし、スクリプトがこの状態で正しく動作することを 確認することが推奨されます。 (この機能を使用する度に警告が発生し、引数は参照ではなく値で渡 されます。)
参照に関する説明も 参照下さい。
(例えば、WebサーバヘッダにPHPのサインを追加することにより、) PHPがサーバーにインストールされていることを表示するかどうかを 指定します。これは全くセキュリティ上の脅威ではなく、サーバ上 でPHPを使用しているかどうかを調べられるようにするものです。