この拡張モジュールは、SQLLite Embeddable SQL Database Engine 用の 拡張モジュールです。SQLiteは、組込み可能なSQLデータベースエンジン を実装するCライブラリです。SQLiteライブラリをリンクするプログラム は、別のRDBMSプロセスを実行することなくSQLデータベースにアクセス することができます。
SQLiteは、巨大なデータベースサーバーに接続するために使用されるク ライアントライブラリではありません。 SQLiteがそのサーバーなのです。 SQLiteライブラリは、ディスク上のデータベースを直接読み書きします。
注意: より詳細な情報については、SQLiteのWebサイト (http://sqlite.org/) を参照して下さい。
このパッケージに付属するINSTALLファイルを読んで下さい。 または、単にPEARインストーラで"pear install sqlite"を実行して下さ い。SQLite自体も既に含まれており、他のソフトウエアをインストール する必要は全くありません。
Windowsユーザは、DLL版のSQLite拡張モジュールを次の場所から入手可 能です。 (php_sqlite.dll)
この拡張モジュールに関する質問は、 PHPメーリングリストのどれ かで行って下さい。
以下の関数を利用可能とするには、SQLiteサポートを有効にしてPHPをコ ンパイルするか、php.iniで動的にSQLite拡張モジュールをロードする必 要があります。
SQLiteインターフェイスでは2種類のリソースが使用されています。最初 のリソースはデータベース接続で、2番目は結果セットです。
これらの関数の動作は、php.iniの設定により変化します。
PHP_INI_* 定数に関する詳細と定義については、 ini_set()を参照して下さい。
以下に設定ディレクティブに関する簡単な説明を示します。
ハッシュのインデックスに大文字小文字混用(0)、 大文字(1)、小文字 (2)のど れを使用するかを指定します。
このオプションは、データベーススキーマ中での実際のフィールド名の ケースによらず、カラム名が常に大文字または小文字で返されるような 他のデータベースシステムとの互換性が必要な場合に特に有用です。
SQLiteライブラリは、カラム名をそのままのケース(これは、 スキーマで使用したケースに一致します)で返します。 sqlite.assoc_case に 0 を指定した場合、そのままのケースは保持されます。このオプションを 1 または 2 に設定した場合、 PHPはハッシュキーのケースをそれぞれ大文字または小文字のキーに変 換します。
このオプションを使用することで若干の性能劣化がありますが、 PHPスクリプトで自分で大文字/小文字変換を行うよりはかなり高速です。