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28.9.6 メモリ不足

`Virtual memory exceeded'というエラーメッセージが出たら、 変更したバッファをC-x sで保存してください。 この方法で保存する場合、必要なメモリは最小限ですみます。 Emacsは上記のエラーが起きたときでも使える予備のメモリを確保していますから、 C-x sを完了するのには十分なはずです。

変更済みのバッファを保存したら、 Emacsを終了して別のEmacsを起動してもよいですし、 M-x kill-some-bufferを使って 現在動いているEmacsのメモリを解放してもよいです。 大量のテキストが入っているバッファを消せば、 安全に編集を続行できます。 空きメモリが十分な量になると予備のメモリを自動的に確保し直し、 再度メモリ不足になったときに備えます。

メモリ不足になったときには、M-x buffer-menuを使って バッファを保存したり消したりしないでください。 このコマンドはけっこうメモリを必要とするので、 確保した予備のメモリだけでは十分でない可能性があるからです。