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4.6 どれにタグを付けるかを日付やリビジョンで指定する

cvs rtag コマンドは特定の日付や時間のリポジトリにタグを付けます (もしくは最新のリビジョンにタグを付けることに使うことができます)。 rtag はリポジトリの内容に直接作用します (コマンドの前に取り出す ことを要求しませんし、作業ディレクトリを見に行きません)。

以下のオプションはタグを付ける日付やリビジョンを指定します。完全な説明 は Common options 参照。

-D date
date 以前の一番新しいリビジョンにタグを付けます。
-f
`-D date' や `-r tag' と一緒のときにだけ役に立ち ます。合致するリビジョンが見つからなければ、(ファイルを無視する代わり に) 一番新しいリビジョンを使います。
-r tag
存在するタグ tag を含むファイルにのみタグを付けます。

cvs tag コマンドは同じ `-r', `-D', `-f' オプショ ンを使って、ファイルをリビジョンや日付により指定することもできるように なっています。しかし、この機能はおそらくあなたが望むものではないでしょ う。その理由は、cvs tag は与えられたタグ/日付ではなく、存在する 作業ディレクトリに基づいてタグを付けるファイルを選ぶからです。ですから、 普通は cvs rtag を使う方がうまくいくでしょう。例外はこのような 場合です:

     cvs tag -r 1.4 backend.c