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Texinfoでは脚注は@footnote
で作成されます.このコマンドは直後に左
カッコが続き,その後に脚注のテキストが続き,そして終端の右カッコが続きま
す.脚注はどのような長さでも可能ですが(必要ならページに跨ります),通常は
短いです.以下はテンプレートです.
通常のテキスト@footnote{脚注のテキスト}
このように,@footnote
は脚注が付くテキストの直後に,余分な空白無
しにすべきです.そうしない場合,脚注の印は行を開始するでしょう.
例えば,この節は見本の脚注1が続きます. Texinfoソースファイルでは,以下のようになります.
...見本の脚注@footnote{これは見本の脚注です.}が続きます.Texinfo ソース...
御覧のように,ソースファイルには二つの句読点文字がお互いに隣り合っていま す.この状況では`.};'が連続しています.これは一般的なので(最初のも のは脚注の終りで,二番目のものは脚注がある文章に属しています),奇妙に見 えても気にしないでください.
印刷されたマニュアルや本では,脚注の参照マークは小さい上付き数字です.脚 注のテキストは,ページの底に水平方向の線の下に現れます.
Infoでは,脚注の参照マークは脚注番号が間にある一組のカッコで,`(1)' のようになります.参照マークは,脚注のテキストへの相互参照のリンクが続き ます.
HTML出力では,脚注参照は小さな上付き数字で,脚注テキストへのハイパーテキ ストリンクとなります.
ところで,@table
に対する@item
コマンドの引数の脚注は,(通
常)@item
コマンドと同じ行にする必要があります.See Two-column Tables.