tag -b
で枝を作成することができます。例えば、作業コピーのところ
にいるとしましょう:
$ cvs tag -b rel-1-0-patches
これは作業コピーの現在のリビジョンに基づいた枝を別に作成し、その枝に名 前 `rel-1-0-patches' を割当てます。
枝はリポジトリに作成されているのであって、作業コピーに作成されているの ではないということを理解することは重要です。上記の例の様に、現在のリビ ジョンに基づいた枝を作成することは、自動的に作業コピーを新しい枝に切り 換えることは しません。それをする方法に関する情報は Accessing branches を参照してください。
rtag
を使って、作業コピーへの参照無しに枝を作ることもできます:
$ cvs rtag -b -r rel-1-0 rel-1-0-patches tc
`-r rel-1-0' はこの枝がタグ `rel-1-0' に対応するリビジョンを 根とするということを指定します。最新のリビジョンである必要はありません – 古いリビジョンから枝を生やすことが役に立つことがしばしばあります (例えば、他の部分は安定していることが知られている過去のリリースのバグ を修正するとき)。
`tag' と同様に `-b' フラグは rtag
に枝を作成するよう
に指示します (単なるリビジョン名ではなく)。`rel-1-0' に対応する数
字リビジョン番号はファイル毎に違うことを注意してください。
ですから、命令の完全な効果は新しい枝を作成することです – モジュール `tc' で、`rel-1-0' でタグ付けされたリビジョンツリーを根元と する – `rel-1-0-patches' という名前のものを。