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シンボルの属性リスト(see Property Lists)のように、 バッファや文字列の各文字にはテキスト属性リスト (text property list)を持てます。 この属性は、(本節の原文のタイトルの)文字`T'や `foo'の最初の`o'のような特定の箇所の特定の文字に属します。 同じ文字が異なる箇所に現れるとき、 一般にはそれぞれに異なる属性を持てます。
各属性には、名前と値があります。 どちらも任意のLispオブジェクトでかまいませんが、 名前は普通はシンボルです。 属性リストを参照する普通の方法では、 名前を指定してそれに対応する値を問い合わせます。
文字に属性category
があるとき、
それを文字のカテゴリ(category)といいます。
それはシンボルであるべきです。
そのシンボルの属性が、文字の属性のデフォルトとして働きます。
文字列とバッファのあいだでテキストをコピーすると、
文字とともにその属性も保たれます。
substring
、insert
、buffer-substring
などの
さまざまな関数がそうします。