次: , 前: Readline Bare Essentials, 上: Readline Interaction


18.2.2 Readline移動コマンド

上記の一覧は、 ユーザが入力行を編集するのに必要な、 最も基本的なキー・ストロークを説明したものです。 ユーザの利便を考慮して、 <C-b>、 <C-f>、 <C-d>、 <DEL>に加えて多くのコマンドが追加されてきました。 以下に、 行内をより迅速に動きまわるためのコマンドをいくつか示します。

<C-a>
行の先頭に移動します。
<C-e>
行の末尾に移動します。
<M-f>
1単語分先に進みます。 単語は、 文字と数字から構成されます。
<M-b>
1単語分前に戻ります。
<C-l>
画面上の情報を消去し、 カレント行が画面の一番上にくるようにして再表示します。

<C-f>が1文字分先に進むのに対して、 <M-f>が1単語分先に進む点に注意してください。 大まかな慣例として、 コントロール・キーを使うと文字単位の操作になり、 メタ・キーを使うと単語単位の操作になります。