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Emacsの(ミニバッファ専用ウィンドウを除く)各ウィンドウにはモード行があって、 ウィンドウに表示しているバッファに関する状態情報を表示しています。 モード行には、バッファ名、対応するファイル、再帰編集の深さ、 メジャーモードとマイナモードなどのバッファに関する情報が含まれます。
本節では、モード行の内容の制御方法について述べます。 モード行に表示される情報のほとんどは オンになっているメジャーモードとマイナモードに関係するので、 本章に含めます。
mode-line-format
は、カレントバッファのモード行に表示する
雛型を保持しているバッファローカルな変数です。
同一バッファに対するすべてのウィンドウは同じmode-line-format
を使い、
それらのモード行は(スクロールの割合や行やコラム位置を除いて)
同じように表示されます。
ウィンドウのモード行は、通常、ウィンドウに別のバッファを表示したときや、
バッファの変更状態がnil
からt
へあるいはその逆の変化をしたときに
更新されます。
mode-line-format
(see Mode Line Variables)が参照する
変数を修正したり、テキストの表示方法に影響するその他の変数やデータ構造
(see Display)を変更したときには、新しい情報を表示したり
新たな方法で表示するためにモード行の更新を強制できます。
モード行は、通常、反転表示されます。
Inverse Videoのmode-line-inverse-video
を参照してください。