次: Format of Diary File, 上: Diary
いったん~/diaryファイルを作成しておけば、 カレンダーを使ってこれを眺めることができます。 また、カレンダー(calendar)モードの外からでも、 今日の予定を参照できます。
view-diary-entries
)。
show-all-diary-entries
)。
mark-diary-entries
)。
calendar-unmark
)。
dで日誌項目を表示すると、 別のウィンドウに選択した日付の日誌項目が表示されます。 新しいウィンドウのモード行には、 日誌項目の日付とその日付の祝祭日情報が表示されます。 dに数引数を指定すると、指定した日数の期間の日誌項目を表示します。 したがって、2 dは、選択した日とそのつぎの日のすべての項目を表示します。
ある日付の日誌項目を表示する別の方法として、 日付をMouse-2でクリックし、 立ち上がったメニューから項目Diaryを選ぶことです。
日誌が記載されている日付を知るにはmコマンドを使います。 このコマンドは、日誌が記載されている日付を別のフェイスで (複数のフェイスを使えなければ、 日付のあとに`+'を付けて)表示します。 このコマンドは、画面に見えている期間だけでなく、 スクロールすると見えてくる期間にも適用されます。 印を消してもとの状態に戻るにはuコマンドを使いますが、 祝祭日の印も同時に消えます。 (see Holidays)。
日誌ファイル内の数項目ではなく全体を見るには、 sコマンドを使います。
選択した日誌項目だけを表示するには、 選択表示機能を用いて他の項目を隠します。
画面で見ている日誌用バッファは幻でしかありません。
そのため、単純にバッファを印刷しても
画面に表示されているようには印刷できません。
画面に表示されている日誌項目をあるがままに印刷するには専用のコマンド
M-x print-diary-entriesを使う必要があります。
このコマンドはデータをプリンタに直接送ります。
lpr-region
のようにカスタマイズできます
(see Hardcopy)。
コマンドM-x diaryは、現在のカレンダー表示とは関係なしに、
場合によっては数日後までを含めて今日の日誌を表示します。
変数number-of-diary-entries
には何日間まで含めるか指定します。
See カレンダーと日誌のカスタマイズ。
個人の.emacsファイルに(diary)
と書けば、
Emacsを実行すると自動的に当日の日誌項目をウィンドウに表示します。
そのウィンドウのモード行には、日付と祝祭日情報が表示されます。
多くのユーザーは、日誌に記載した予定を電子メイルで受け取ることを好みます。
自分自身にそのようなメイルを送るには、
コマンドM-x diary-mail-entriesを使います。
数引数で(今日から始めて)何日間を含めるか指定します。
数引数を指定しなければ、変数diary-mail-days
が日数を指定します。