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17.2.9 評価

edebugの内側では、edebugが動作していないがごとく式を評価できます。 edebugは、式の評価と表示に対して見えないようにします。 edebugが明示的に保存/復元する場合を除いて、 副作用を持つ式の評価も期待どおり動作します。 この処理に関して詳しくはSee The Outside Context

e exp <RET>
edebugの外側の文脈で式expを評価する (edebug-eval-expression)。 つまり、edebugは評価への干渉を最小限にとどめようとする。
M-: exp <RET>
edebug自身の文脈で式expを評価する。
C-x C-e
edebugの外側の文脈でポイント位置のまえの式を評価する (edebug-eval-last-sexp)。

edebugはcl.el(版2.03以降)内の構文 lexical-letmacroletsymbol-macroletで 作成されるレキシカル(テキスト上の)束縛を参照する式の評価を扱えます。