signal
signalsignal 2
とsignal SIGINT
はどちらも、
割り込みシグナルを通知する方法です。
一方、
signalが0であれば、
シグナルを通知することなく実行を継続します。
ユーザ・プログラムがシグナルのために停止し、
通常であれば、
continue
コマンドによって実行を再開するとそのシグナルを検知してしまうような場合に便利です。
`signal 0'を実行すると、
プログラムはシグナルを受信することなく実行を再開します。
signal
を実行した後、
<RET>キーを押しても、
繰り返し実行は行われません。
signal
コマンドを実行することは、
シェルからkill
ユーティリティを実行するのと同じではありません。
kill
によってシグナルを送ると、
GDBはシグナル処理テーブルによって何をするべきかを決定します
(see Signals)。
一方、
signal
コマンドは、
ユーザ・プログラムに直接シグナルを渡します。