他の仕事に取りかかる前に、tc の作業コピーを消去することにしました。も ちろん、次のようにしても可能です
$ cd .. $ rm -r tc
しかし、release
コマンドを使用するほうが良いでしょう
(see release):
$ cd .. $ cvs release -d tc M driver.c ? tc You have [1] altered files in this repository. Are you sure you want to release (and delete) directory `tc': n ** `release' aborted by user choice.
release
コマンドは、あなたの修正が格納されているかどうか確認し
ます。ログを記録する設定ならば、ファイル history にメモします。
See history file.
release
コマンドに `-d' フラグを使用すると、
確認と同時に作業コピーを削除します。
上の例では、release
コマンドが何行か出力しています。
`? tc' は cvs が tc というファイルを知らないという意味です。
モジュール `tc' のことではなく、
生成したコンパイラ tc を指しており、
これはリポジトリに格納しなくて良いので無視して構いません。
この警告を消すための情報は cvsignore 参照。
release
の出力の詳細な説明は release output 参照。
`M driver.c' の方は重要です。 これは、driver.c というファイルに加えた修正が、 格納されていないことを指摘しています。
release
コマンドは、常に作業コピーの
修正が加えられたファイルの数を報告した後、
ファイルを削除したり履歴ファイルにメモする前に、
その確認を求めてきます。
ここでは大事を取って、最後に release
が確認を求めたときに
n <RET> を入力しました。