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split-window-vertically
)。
split-window-horizontally
)。
コマンドC-x 2(split-window-vertically
)は、
選択されているウィンドウを上下2つのウィンドウに分割します。
どちらのウィンドウも同じポイント値、同じバッファを表示するところから
始まります。
デフォルトでは2つのウィンドウは、
それぞれ、分割されるウィンドウの半分の高さになります。
数引数は上のウィンドウの行数を指定します。
C-x 3(split-window-horizontally
)は、
選択されているウィンドウを左右2つのウィンドウに分割します。
数引数は左側のウィンドウの桁数を指定します。
2つのウィンドウはスクロールバーで分けられます。
画面幅に満たないウィンドウのモード行は、切り詰められます。
Emacsが強調表示を扱えない端末では、
切り詰めたモード行が反転表示されない場合があります。
モード行やスクロールバーでC-Mouse-2をクリックすることで、 ウィンドウを左右や上下に分割できます。 分割する線はクリックした位置を通ります。 モード行でクリックすると、新しいスクロールバーはクリックした点上を通ります。 スクロールバーでクリックすると、 分割したウィンドウのモード行はクリックした位置に並びます。
ウィンドウの幅が十分でないと、長すぎて行に入りきらないテキスト行が
多くなります。
これらの行すべてを継続すると混乱してしまうかもしれません。
変数truncate-partial-width-windows
にnil
以外を設定すると、
画面幅に満たないすべてのウィンドウで切り詰めを強制できます。
これは、表示されているバッファやtruncate-lines
の値とは独立しています。
See Continuation Lines。
水平スクロールは左右に並べたウィンドウでよく使われます。 See Display。
split-window-keep-point
の値がnil
以外(デフォルト)ならば、
C-x 2で分割した2つのウィンドウは、
分割前のウィンドウのポイント値を継承します。
つまり、スクロールを避けられません。
この変数がnil
ならば、
C-x 2は、画面上のテキストが移動しないように、
各ウィンドウで見えている部分にポイントを移動しようと試みます。
また、分割前にカーソルがあった行を表示しているウィンドウを選択します。
遅い端末では後者の動作を好むユーザーもいます。