GDBは、 ユーザ・プログラムのソース・コードの一部を表示することができます。 これは、 プログラムの中に記録されているデバッグ情報によって、 そのプログラムをビルドするのに使用されたソース・ファイルを GDBが知ることができるからです。 ユーザ・プログラムが停止すると、 GDBは自発的にプログラムが停止した行を表示します。 同様に、 ユーザがあるスタック・フレーム (see Selecting a frame) を選択すると、 そのフレームにおいて実行が停止している行をGDBは表示します。 明示的にコマンドを使用することで、 ソース・ファイルの他の部分を表示することも可能です。
gnu Emacsインターフェイス経由でGDBを使用しているユーザは、 Emacsの提供する機能を使ってソース・ファイルを参照する方を好むかもしれません。 これについては、 See Using GDB under gnu Emacs。