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ブレイクポイント、 ウォッチポイント、 キャッチポイントがプログラムを1回停止させた後、 同じところで再びプログラムを停止させたくない場合、 それらを取り除くことがしばしば必要になります。 これが、 ブレイクポイントの削除と呼ばれるものです。 削除されたブレイクポイントはもはや存在しなくなり、 それが存在したという記録も残りません。
clear
コマンドを使用する場合、
ブレイクポイントを、
それがプログラム内部のどこに存在するかを指定することによって削除します。
delete
コマンドの場合は、
ブレイクポイント番号を指定することで、
個々のブレイクポイント、
ウォッチポイント、
キャッチポイントを削除することができます。
ブレイクポイントで停止した後、 先へ進むために、 そのブレイクポイントを削除する必要はありません。 ユーザが実行アドレスを変更することなく継続実行する場合、 最初に実行される命令に設定されているブレイクポイントを、 GDBは自動的に無視します。
clear
clear
functionclear
filename:
functionclear
linenumclear
filename:
linenumdelete
[breakpoints
] [bnums...
]set confirm off
コマンドが事前に実行されていない場合、
GDBは、
削除してもよいかどうか確認を求めてきます)。
このコマンドの省略形は
d
です。