タグ・ブラウザを使ったファイルの参照

全 C/C++ ソースとヘッダファイルは、それらの中にあるタグを使って参照することができます。C/C++ のソースとヘッダファイルを開くと、利用可能なタグをスキャンします ("タグ" は関数定義や構造体、マクロなどを参照します)。

ブラウザ ツールバーにある タグ メニューの中から表示したいタグの種類を選択して下さい。タグの種類が関数またはクラスの場合、さらにタグを表示するファイルを選択して下さい。それから、タグ (関数、クラスのメンバまたは他のタグ) を タグ ドロップダウン形式のボックスから選択して下さい。エディタにはその指定したファイルが表示され、指定したタグを含む行を強調表示します。

利用可能なタグの種類は次に示すとおりです:

  1. ファイル・モード操作: 何もプロジェクトを開いていない場合、Anjutaファイル・モード に入ります。このモードでは、Anjuta は開いたファイルだけをスキャンの対象とします。Anjuta は開いたファイルの中にある利用可能なタグの全てを追跡することになります。

  2. プロジェクト・モード操作: プロジェクトを開いている場合、Anjuta はプロジェクトとして指定されている全てのソースとヘッダファイルにあるタグをスキャンします。これによりファイルを一つ一つ手動で開くことなく、関数定義や構造体の定義、クラス定義などにジャンプすることが可能です。どこにタグがあるかを知る必要もありません (関数定義は除きます)。

Figure 2. タグ・ツールバー

Tipご心配無用!
 

タグを格納しているデータベースとの同期や更新について心配することはありません。Anjuta は全てを引き受けます。貴方はどのタグにジャンプしたいかを決定するだけで良いのです!