新規にファイルを作成するには、メニューから ファイル->新規 の操作を行います。
適切なメニューボタンをクリックした後、デフォルトの口座を設定したい 場合に質問されます。その質問に はい で答える ことが一番よい考えです。 後で必要に応じてデフォルトの口座グラフを編集出来ます。
標準的な口座を生成する場合、メインウィンドウが 口座 タブ の中に作成した新規の口座が表示されます。
Figure 3-1. 新規の標準的な口座のファイル
既に保存されたファイルを開くには、 ファイル->開く (F3) の操作を行います。 または、ツールバーの 開く ボタン。 すると、選択されたファイルが読み込まれて適切な予約済みの取り引きを 処理する事が出来ます。(the section called 予定された取り引き を参照下さい)
Note: Emma で起動時に自動的にファイルを読み込む場合は、 プログラムのおまじないの項を参照下さい。 (the section called おまじない).
ファイルを保存するには、 ファイル->保存 (コントロール-S) を行い更に 名前を変えて保存する場合は、 ファイル->名前をつけて保存... の操作を行います。
Figure 3-2. ファイル選択ダイアログ
Emma のデータファイルは ASCII 形式のテキストファイルです。元帳の口座の 取り引きは、普段使っている UNIX テキスト処理用ツールを使って Emma フォーマット に変換する事が出来ます。
各 Emma ファイルは 3 つのセクションに分かれています。 1 つ目は口座の文字列データで、2 つ目は取り引きの文字列データ、 3 つ目は予約済みの取り引きの文字列データです。 各セクションは 1 つの整数もしくは文字列データ自体で始まります。 その部分にデータ項目の数があります。 各データは 1 行につき 1 項目です。
このセクションは後で使われる取り引き及び予約済みの取り引き セクションの為の記述です。 このセクションの各行は空白で区切られた 5 つの項目があります。
口座の識別番号。 1..N までの範囲で重複しない番号が付けられています。 (N は口座の数)
親の口座を識別する番号。 0 ならばトップレベルの口座を表します。
0 または 1 の値をとることが可能です。
0 または 1 の値をとることが可能です。
口座の名前を定義します。 通常の処理で口座を区別する目的で 重複しない名前が使用される必要があります。 文字列の長さには 32 バイトの上限があります。 もしこの名前が 32 バイトを越えると、32 バイトに切りつめられます。
このセクションは記録された取り引きを記述します。 このセクションの各行は空白で区切られた 5 つのフィールドで 構成されます。
お金が取り引きされる元の口座の識別子です。
お金が取り引きされる先の口座の識別子です。
どれくらいのお金が取り引きされるかを表します。 適切な額を得る為に 100 で割られた値です。
取り引きをする日付です。 月/日/年 の形式で記述されます。
取り引きの説明です。 文字列の上限には 64 バイトの上限があります。 文字列が 64 バイトを越えると 64 バイトに切りつめられます。
このセクションはスケジューリングで予約された取り引きを記述します。 このセクションの各行は空白で区切られた 7 つのフィールドで 構成されます。
お金が取り引きされる元の口座の識別子です。
お金が取り引きされる先の口座の識別子です。
入力された取り引きの間隔を指定します。 詳細は schedule.h を参照下さい。 (If it hasn't changed than 0 stands for daily, 1 - mothly, 2 - weekly, 3 - yearly).
0 または 1 の値をとることが可能です。
どれくらいのお金が取り引きされるかを表します。 適切な額を得る為に 100 で割られた値です。
次の取り引きを表す日付です。 月/日/年 の形式で記述されます。
取り引きの説明です。 文字列の上限には 64 バイトの上限があります。 文字列が 64 バイトを越えると 64 バイトに切りつめられます。