「ライブプロファイル結果」ウィンドウ - メモリーの使用状況
関連項目
「ライブプロファイル結果」ウィンドウに表示される結果は、進行中のプロファイルタスクによって異なります。メモリー使用を解析すると、オブジェクトの割り当てとライブに関するデータがこのウィンドウに表示されます。表示されるプロファイル結果は、次のどのオプションを選択するかによって異なります。
オブジェクト作成のみ記録
このオプションを選択すると、「プロファイル結果」ウィンドウに、クラス (配列クラスを含む) の一覧が、計測コマンド発行後に割り当てられたインスタンスの合計サイズと個数とともに表示されます。ターゲット JVM で現在読み込まれているすべてのクラス (および新規に読み込まれる各クラス) が計測されます。
このオプションを選択すると、「ライブプロファイル結果」ウィンドウに、プロファイル対象のクラスごとに次の情報が表示されます。
- 割り当てバイト数。割り当てられているバイト数の割合がグラフィカルに表示されます。
- 割り当てバイト数。割り当てられている実際のバイト数と、合計バイト数に対する割合です。
- 割り当てオブジェクト数。ライブオブジェクトの数と、オブジェクトの総数に対する割合です。
クラス名を右クリックすると、次のポップアップメニューコマンドが表示されます。
- ソースへ。このメニューコマンドを選択すると、ソースエディタで、選択されたクラスのソース .java ファイルが開かれます。
- クラス履歴を記録。このメニューコマンドを選択すると、選択したインスタンスの履歴が表示されます。
オブジェクト割り当てとガベージコレクションの両方を記録
このオプションを選択すると、「ライブプロファイル結果」ウィンドウに次の情報が表示されます。
- ライブバイト数。ライブバイト数がグラフィカルに表示されます。
- ライブバイト数。実際のライブバイト数です。
- ライブオブジェクト数。ある特定のクラスの、この時点でのライブのサイズと数です。追跡されるオブジェクトの割合は、プロファイルセッションを設定するときに設定できます。
- 割り当てオブジェクト数。この値は、割り当て済みの追跡されるオブジェクトの総数です。
- オブジェクト平均年齢。この値は、このクラスのライブの追跡オブジェクトの平均年齢で、オブジェクトが生存してきたガベージコレクションの回数として測定されます。
- 世代ガベージコレクタを使用した場合、IDE では、部分的なガベージコレクション (Young 世代) と完全なガベージコレクションが区別されません。
- 世代数。生存してきた世代数で、このクラスのオブジェクトの異なる年齢の総数を表します。
- 合計割り当てオブジェクト数。この値は、このクラスの合計割り当てオブジェクト数です。
クラス名を右クリックすると、次のポップアップメニュー項目が表示されます。
- ソースへ。このメニューコマンドを選択すると、ソースエディタで、選択されたクラスのソース .java ファイルが開かれます。
- クラス履歴を記録。このメニューコマンドを選択すると、選択したインスタンスの履歴が表示されます。
- このクラスのプロファイルを停止。
- この行より下のクラスのプロファイルを停止。
プロファイルするクラスを、必要なクラスだけに制限することで、プロファイルのオーバーヘッドを軽減できます。
「スタックトレースを記録」オプションを選択した場合、次のポップアップメニュー項目も表示されます。
- スナップショットを作成して割り当てスタックトレースを表示。
オブジェクトのライブに関するデータが追跡および収集される方法については、次の NetBeans の FAQ を参照してください。
- 関連項目
- アプリケーションのメモリー使用の解析
- ライブプロファイル結果の操作
- プロファイル結果について
著作権と商標について