プロファイルセッションを開始するときは、最初にプロファイルタスクを選択し、設定します。プロファイルタスクは、セッションから入手するプロファイル結果の種類に応じて選択します。
各プロファイルタスクにはデフォルト設定があり、ほとんどの場合はこのデフォルト設定で十分です。各プロファイルタスクの基本設定を変更して、返されるプロファイル結果を変更できます。設定をより詳細に制御するには、タスクのカスタム構成を作成することで、タスクの詳細設定を変更することもできます。
次の表に、プロファイルタスクと、タスクを実行することで得られるプロファイル結果を示します。
プロファイルタスク | 結果 |
---|---|
アプリケーションを監視 | スレッドのアクティビティーやメモリーの割り当てなど、ターゲット JVM のプロパティーに関する概要を取得する場合に選択します。 |
CPU パフォーマンスを解析 | メソッドの実行時間やメソッドが呼び出された回数など、アプリケーションのパフォーマンスに関する詳細データを取得する場合に選択します。 |
メモリー使用を解析 | オブジェクトの割り当てとガベージコレクションに関する詳細データを確認する場合に選択します。 |
プロファイルセッションを開始または変更するときは、最初に「プロファイルタスクの選択」ダイアログでプロファイルタスクを選択します。
メインメニューから「プロファイル」>「Profiler を接続」または「プロファイル」>「その他をプロファイル」>「プロジェクト "<プロジェクト名>" をプロファイル」を選択することもできます。
IDE では、負荷生成器を使用して、以前に保存された負荷テストスクリプトを再生できます。負荷テストスクリプトを使用することで、サーバーまたはアプリケーションへの高負荷のシミュレーションを行い、アプリケーションのパフォーマンスをテストするときにより正確な結果を得ることができます。
IDE では、Apache JMeter 負荷テストツールがサポートされています。Apache JMeter 負荷テストスクリプトがある場合は、アプリケーションをプロファイルするときにスクリプトを読み込むことができます。スクリプトを読み込むには、「プロファイルタスクの選択」ダイアログで「負荷生成器スクリプト」チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストでスクリプトを選択します。
注