ヒープダンプの取得

関連項目

は、プロファイルセッションの進行中に取得できます。ヒープダンプを取得すると、ヒープをプロジェクトに保存するか、ローカルファイルシステムに保存するかを確認するプロンプトが表示されます。ヒープダンプを保存すると、いつでも読み込み、ヒープ上のオブジェクトを参照したり、個々のオブジェクトへの参照を検索したりできます。実行中のプロファイルセッションがなくてもヒープダンプは読み込み、参照できます。

ヒープダンプの取得

プロファイルセッションの進行中にヒープダンプを取得し、保存できます。ヒープダンプは手動で取得するか、アプリケーションの特定のポイントで自動的にヒープダンプを取得するようにプロファイルポイントを設定できます。「オプション」ウィンドウで、OutOfMemory エラーが発生したときに自動的にヒープダンプを取得するように IDE を設定することもできます。

手動でヒープダンプを取得する

  1. プロファイルセッションを開始します。
  2. メインメニューで「プロファイル」>「ヒープダンプを取得」を選択します。

ヒープダンプを取得すると、ヒープダンプを保存する場所を指定するプロンプトが表示されます。ヒープダンプのスナップショットは、プロジェクトに、またはローカルファイルシステム内の任意の場所に保存できます。

プロファイルポイントを使用してヒープダンプを取得する

  1. プロファイルポイントを配置するコードが含まれるソースファイルを開きます。
  2. プロファイルポイントを配置するコード行を右クリックし、「プロファイル」>「プロファイルポイントを挿入」を選択します。
  3. 「プロファイルポイントを挿入」ウィザードで、次のスナップショットオプションを 1 つ選択し、「次へ」をクリックします。
  4. ウィザードの「プロパティーのカスタマイズ」ページでスナップショットの種類として「ヒープダンプ」を選択し、必要に応じてその他の設定を変更します。「完了」をクリックします。

プロファイルポイントを使用してヒープダンプを取得する場合、ソースコード内でプロファイルポイントを配置するポイントを指定します。たとえば、スレッドが特定のメソッドに入ったときにヒープダンプを取得できます。

OutOfMemory エラーの発生時にヒープダンプを取得する

  1. メインメニューから「ツール」>「オプション」を選択し、「その他」カテゴリをクリックして、「Profiler」タブをクリックします。
  2. 「OutOfMemory 時エラー」の設定で、ドロップダウンリストからオプションを選択し、ヒープダンプを保存する場所 (省略可能) を指定します。

ヒープダンプの読み込み

ヒープダンプはいつでも読み込み、参照できます。プロファイルセッションを実行中でなくてもヒープダンプを読み込むことができます。

  1. メインメニューで「プロファイル」>「ヒープダンプを読み込み」を選択します。
  2. システム内のヒープダンプを指定し、「開く」をクリックします。

ヒープダンプを読み込むと、ヒープダンプは「ヒープ」ウィンドウで開きます。

関連項目
ヒープダンプの参照
プロファイルポイントの設定
ライブプロファイル結果の操作

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